毎年11月は「児童虐待防止月間」です。今年の標語は「189(いちはやく) ちいさな命に 待ったなし」と発表されました。
近年、子ども虐待事件が後を絶ちません。厚生労働省が発表した平成30年度の全国の児童相談所に寄せられた虐待相談は15万9850件で昨年度より19.5%増え、過去最高を更新しました。
「国の宝」である子どもたちの命を守ることは、私たち大人の使命です。児童虐待の根絶に向けてあらゆる方法で取り組まなければなりません。
静岡県では、児童福祉に携わる官民17団体で構成される「児童虐待防止静岡の集い実行委員会」が、11年前から「児童虐待防止静岡の集い」を開催しています。今年は11月9日(土)に静岡市民文化会館中ホールにて13時より講演会、15時30分より市内パレードを行います。また5年前からは児童虐待防止活動「オレンジリボン活動」の一環として、「オレンジリボンたすきリレー」を同日開催しています。これは富士市中央公園から静岡県庁までの約45kmをリレー形式でオレンジのたすきを繋ぎながら市民の皆様への児童虐待防止の啓蒙・啓発を目的とするものです。参加は自由ですので是非皆様のご参加をお待ちしています。詳細は静岡県社会福祉協議会のホームページに掲載されています。